みんなで守ろう。おおさか 商店街行動宣言

「絆具ブランド」で飲食店と料理人を支援

2020.10.15
大阪市中央区
千日前道具屋筋商店街
感染症対策

天下の台所、くいだおれ。日本の食を道具で支えてきた全長150メートルに及ぶ千日前道具屋筋商店街は、地下鉄御堂筋線なんば駅より徒歩数分。近くには 「なんばグランド花月」や黒門市場もあり、まさにミナミの中心に位置する商店街です。

均一価格の店舗など安価で手軽に買える商品が多く消費される現代において、採算が合わなくなった道具は造られなくなるケースも増えています。道具を失うことはそれを造った先人の文化も失うと言われ、一度失ったものは簡単には取り戻せません。完全に失ってしまう前に、道具屋筋商店街の若手店主たちが中心になって立ち上げたのが、 職人と連携した新たなブランド 「絆具(つなぐ)」プロジェクト。 府が主催した平成30年の商店街サポーター創出・活動支援事業で支援を受けた企画です。昔の技術を現代風にアレンジし「砥石」「燗銅壺」「冷香」「砲金鍋」と4つの「物語」が生まれました。先代の技をよみがえらせ、次代に継ぐ道具を残したいとの熱い思いは、テレビや雑誌に取り上げられたり、 百貨店の催事に呼ばれるなど注目されています。

そんな最中、新型コロナウイルスが蔓延し、商店街も大きな影響を受けました。密回避の啓発活動や消毒液の設置など、各店舗が一致団結して感染防止対策に取り組んでいます。「飲食店を応援する意味でも、使い手に納得してもらえる道具を造り続けていきます」と千日前道具屋筋商店街振興組合の理事・ 岡野誠司さん。続けて「道具にこだわるプロの料理人に提供する道具のブランドを継ぐことは、道具職人に光をあて料理人のこだわりに応え、商店街の価値を上げることにつながると信じています」 と話してくれました。次の第5弾の計画も進んでいるようです。どんな物語が生まれるか楽しみですね。

■千日前道具屋筋商店街・絆具のサイトはこちらから

絆具(つなぐ)推進委員会の中心メンバー

 

絆具第1弾の「天然砥石」

 

絆具第2弾の「燗銅壺」

 

絆具第3弾の「令香」

 

絆具第4弾の「砲金鍋」